小平ふるさと村

この穀櫃は、当初花小金井の秋山家にあったものを大沼町の鈴木家が譲り受けたものです。
大地主として財力のあった秋山家が、明治維新の動乱期に備えて建てたものと考えられ、江戸時代後期に、近郊各村に造られた稗倉の形式を伝える貴重なものです。

小平市指定有形文化財第9号(平成4年3月27日指定)、木造平屋建茅葺寄棟造り、延床面積:14.87平方メートル、旧所在地:大沼町2丁目874番地、解体工事:昭和54年12月10日~22日。